識者コメントが掲載されました

12月4日の中日新聞生活面に記事が掲載されました。
オンライン記事はこちらです。
読者からのお悩みへ意見を寄せる形で、子どもを見守る難しさが表出している記事です。児童へ心配の気持ちを向ける地域の皆様も「知らない人=警戒すべき相手」と括られてしまい、助ける力が発揮できない状況とのこと…
まさに、地域防犯と防犯指導とのギャップといえるものです。
先日の茨城県教育委員会での研修記事にて述べています(こちら)。
地域でのコミュニケーションを拒絶するような防犯指導は、助けをもとめることができない、見守り活動を弱体化させるなど、現状の子どもの防犯対策としては”逆行”ともいえる状況を生み出してしまいます。
防犯は、年々バランス感覚がもとめられている分野です。
地域防犯のあり方を理解せずに防犯指導を行うことはできません。
子どもたちを犯罪から守るためには、お互いに適度な距離感を保ちつつ、見守り・助け合う環境づくりが欠かせないのです。
ひきつづき、このギャップを埋めるべく、発信を続けます。
市民防犯インストラクター 武田信彦