地域交流も育む防犯プログラム
東京・文京区内の小学校PTAからのご依頼で、防犯セミナーを実施しました。文京区ではおもにPTAの皆さんがスクールガードとして通学路の見守り活動にも取り組まれています。
さて、今回の企画で重要なポイントは…
①多世代が参加できる!
②楽しく学べる!!
\多世代が参加できる/
参加いただいたのは、小学生や乳幼児と保護者の皆さんをはじめ、スクールガードや町会の皆さんです。今回、幅広い世代が参加できたのは、子どもたちや地域に関わる多くの皆さんへ声がけができるPTA企画の強みといえます。
いま、PTAの活動意義が見出せない…との声も増えていますが、市民防犯の視点からPTAを見ると、子どもたちに関わる多くの人々の得意技や底力を重ね合わせることができる、とても貴重な立ち位置なのです。
また、子どもを守るための防犯対策を、主役である子どもたちを含めてみんなで確認できる場づくりも貴重な時間であると思います。
\楽しく学べる/
防犯のイメージといえば、カタい、コワい、つまらない…。おもに犯罪主眼の防犯プログラムでは越えられない大きな壁ともいえるものです。一方、人々がもつ防犯力主眼の防犯プログラムであれば、ポジティブかつ楽しいプログラムデザインが可能です。
つまらない…といったイメージが根付いてしまうと、防犯そのものへの心理的距離感が生じてしまいます。防犯がオワコン(終わったコンテンツ…)にならないためにも、参加者目線の明るく元気な啓発プログラムを推進しています。
さあ、ひきつづき、人々がつながり合えるような地域防犯=市民防犯を発信してまいります!
市民防犯インストラクター 武田信彦