市民防犯 × 地域ケア会議


調布市内の地域包括支援センターが主催する地域ケア会議にて、講演と実技、参加者同士の交流を行いました。
当日は、地域包括支援センターのスタッフをはじめ、病院、薬局、民生委員、社会福祉協議会など地域福祉のプロの皆さまが多数参加されました。
地域防犯と地域福祉の共通点は、見守り・助け合い。
とくに、「見守り」というワードは、看護や福祉の領域で使われていたものが防犯分野でも使われるようになりました。
今回は、地域の中で、とくに子どもたちや高齢者の皆さまが安全に暮らすために欠かせない見守り・助け合いの重要性や、個々人が実践できる防犯対策などを解説。
福祉に関わる皆さまは、日ごろから地域の中で活動・移動されることが多く、「姿を見せる!」「万が一のときには助ける!」といった面からも大きな防犯力となり得ます。また、病院、薬局、福祉関連施設は、子どもたちが駆け込める所としても心強い存在です!
実技では、周囲へ観察することの大切さ、人との適度な距離感など、事故予防にも役立つプログラムを実施。参加者同士の情報交換も、それぞれの視点から多角的な意見が交わされました。
これまで、福祉分野との協働はほとんどありませんでしたが、地域防犯において協力し合う関係づくりはお互いにとって重要であると痛感しました。
私自身にとっても、視野が広がる機会となりました。
市民防犯インストラクター 武田信彦(ヨッシー)