見守り・助け合いの大切さ
2025年を迎えました―
今年もよろしくお願いいたします!
新年を迎え、あらためて安全の尊さを感じています。
防犯のみならず、防災、交通安全、健康…
安全で穏やかな一年となりますように。
さて、3年ぶりに子ども110番の家のプレートを新調しました。とくに赤い塗料が日光を浴びて劣化しやすく、数年ごとに更新した方がよさそうです。
我が家は角地なので、目立ちやすいフェンスに設置。
プレートが隠れないよう、定期的に植栽も剪定しています。
私が暮らす世田谷区では、更新手続きは年に1回で、更新の確認(プレートの新調も可能)とともに保険加入の対応もしていただけます。また、私のエリアでは、更新確認の作業は小学校PTAの皆さまが担っており、郵便でのやりとりとはいえ、負担感が気になるところです。
さて、子ども110番の家は、地域で子どもたちを守るためには欠かせない取り組みです。しかし、全国では、この10年でおよそ2/3に減少…。
自然減だけでなく、「意味がない」「必要性がない」といったモチベーション低下も垣間見えるところに強い危機感をおぼえます。
その原因のひとつは、取り組みの目的が不明瞭なこと。
①子どもを守る意識の啓発
②子どもが危険な状況に遭遇した際の保護
②ばかりが強調されますが、①も重要な要素です。
事件が起きたから、対策を行う…ではなくて、
事件が起きないよう、対策を行う…ことが重要なのです。
そのためには、安全の尊さを忘れず、「みんなで子どもを守る!」意識を持ち続けることが欠かせません。
子ども110番の家は、その底力となり得る取り組みです。
今年も発信を続けてまいります。
市民防犯インストラクター 武田信彦