【小学校】防犯教育は、子どもの力が主役です!

小学校でセーフティ教室を実施

自分を守る力が元気になる=あんぜんスイッチ、オン!!
声と体をつかって練習します!
「できません!」の練習もしっかり行います

東京・練馬区内の小学校でセーフティ教室を行いました。防犯教室とも呼びますが、児童を対象とした防犯教育プログラムです。1年生、2年生、それぞれ45分の授業時間内で行いました。

私の防犯教室のこだわりは、子どもたちがもつ「自分を守る力」が主役であること。小学校で実施される防犯教育では、いわゆる”不審者”や”犯罪”が主役になってしまっているものが多いのではないでしょうか。伝える側が、「不審者は…」「犯罪は…」「悪い人は…」などを多用する。その結果、「コワい…」「聞きたくない…」「つまらない…」につながり、人に対して不審と不安が広がるきっかけにもなってしまいます。

そもそも、防犯力とは生きる力そのもの。生きる力を実践する場面が防犯とも言えます。子どもの力が主役でなければ、パワーアップできるはずもありません。

ちなみに、私のプログラムでは、特殊な耐久紙に文字を印刷した「びろーん」を用いて、大切なキーワードを随時掲示しながら、生の声で進行します。

私が動画を使わないのには、理由があります。防犯教育とは、安全の大切さを伝えるだけでなく、現在を生きる人が、未来を生きる人たちへ大切なメッセージを伝える場面でもあるからです。自分を守り、人を助ける価値観を示す重要なメッセージは、自分の声で伝えたいのです。

と、いうことで、毎回、全身全霊で実施しています!

市民防犯インストラクター武田信彦