エレベーターで身を守るには

15日の東京新聞暮らし面に記事が掲載されました。
おもにエレベーター利用時の防犯対策について解説しています。
東京新聞本社ビルのエレベーターを一時的に停めていただき、撮影しました。
エレベーターは最も身を守りにくい環境です。
①運転中は逃げることができない
②運転中はSOSを伝えることができない
③身を守るための最低限の距離がとれない
そのため、乗る前の振る舞い方がポイントになります。
正面に体をむけて立つのではなく、
体を斜めして、後方へも意識を向けて立つことがおすすめ。
また、いつもとちがう、こわい、いやだな、変だな…といった防犯的違和感をおぼえた際は、無理に乗らずに、相手を先に行かせる、離脱するなどの行動をとりましょう。
また、個人の対策のみならず、地域社会全体での対策を重ね合わせて、犯罪が起きにくい環境づくり、助け合いの環境づくりが欠かせません。
市民防犯インストラクター 武田信彦(ヨッシー)