学校安全教室推進研修会

夏休みは、教職員対象の研修が多い季節でもあります。
長崎県教育委員会が行う学校安全教室推進研修会にて講師を務めました。
学校で行う防犯指導のあり方やコツを共有する時間です。
児童・生徒への防犯指導のポイントを2つ挙げるとしたら…
①通学路の防犯対策のあり方を理解する!
②犯罪主役ではなく、子どもの力主役の防犯指導を行う!
「不審者」「知らない人」が連呼される防犯指導では、人との関わりを避けて、見守り・助け合いの力が弱まってしまいます。
地域の皆さんの力にも頼りながら、SOSが言える環境を確保しながら、通学路の防犯対策を推進する必要性があります。

また、「気をつけろ」「注意しろ」では、具体的な方法が伝わりません。
後半では、実技をとおして、子どもたちの防犯力の引き出し方を伝授。
観察力、距離感力、SOS力、そして、逃走力=逃げる技も練習!
分かりやすい言葉と楽しい雰囲気で伝えることも大切。
心への定着が期待できるからです。
豊富な資料とともに、防犯力向上のコツを確認いただきました。
市民防犯インストラクター 武田信彦(ヨッシー)