スクールガード研修会

文京区のスクールガード研修会にて講師を務めました。
文京区では、各学校にスクールガードが登録されており、その多くをPTAの皆さまが担っています。
負担感や継続の難しさも指摘される通学路の見守り。前半では、その意義や効果について、分かりやすく解説しました。
後半では、各学校の取り組み方や課題、継続のコツなどを情報交換しました。
・スクールガードの目的があいまい?
・あいさつをためらうことがある…
・連絡や報告にはアプリを活用している
・一般の保護者へも防犯の大切さを伝えたい などなど
さまざまな視点から活発に意見交換がされました。
文部科学省所管の防犯ボランティアは、スクールガードや学校安全ボランティアなど学校=施設を守るイメージが強い名称ですね。実態は通学路の見守りなのですが…
さて、昨年度も担当したのですが、その際に「身に着けるアイテム」についての意見があり、それをきっかけに有志の皆さんが新たな見守りデザインを作成し、教育委員会が新アイテムを製作しました。

カバンなどに身に着けやすい反射素材の新アイテム!
「見守りの目」や、スクールガードから転じてバード=鳥のデザインなど。
いまの時代を担う人たちの視点で、既存の取り組みやデザインをリニューアルすることは大切なこと。主体性が育まれます。目的も再確認できます。
バトンを受け継ぐだけでなく、リニューアルすることは、見守りなどの地域活動、PTA活動を継続する上で必要なことだと思います。
市民防犯インストラクター 武田信彦